2018年メディア寄稿集

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2018年、メディア媒体に掲載していただいた記事集となります。

ご依頼等、なにかご連絡がありましたら下記メールアドレスにお願い致します。

tatsumijunk@gmail.com 

CINRA:スターの政治的発言は有権者を動かすか? テイラーが沈黙破った米中間選挙

アメリカのセレブの政治的発言って選挙に影響あるの?」という謎について、政治サイエンス周りの研究を紹介しました。テイラー・スウィフト民主党支持が話題を呼んだ2018年、見込まれる「セレブ効果」は上がりつつあります。対象の注目度を上げる「スポットライト効果」は前々からあるものの、2018年中間選挙では「セレブの強力な力」が注目株に。若年層の投票率上昇も合わせ、それは2020年大統領選挙で「セレブ効果」が本領発揮するかも?などなど、カニエ・ウェストレディー・ガガアリアナ・グランデ、フランク・オーシャン、チャンス・ザ・ラッパーの活動もあわせて考察しています。

RealSound:ティモシー・シャラメは新時代のスター? 繊細さと“男らしさ”から逸脱した演技が評価高める理由に

新作『ビューティフル・ボーイ』も話題のティモシー・シャラメが「時代を象徴するスター」と言われる理由を紹介しました。「男らしさ」に捉われない新進的なイメージ、それを支える「境界を破壊する演技」、そして「新時代のアカデミー賞」のシンボルにもなりえる展望など。

FUZE:ドレイクからビヨンセカニエ・ウェスト、チャイルディッシュ・ガンビーノ:セルフイメージが最大の商品になった2010年代に勝者は存在するのか? 

音楽スターたちのバイラル/イメージ戦略を紹介しました。ミームの巨人ドレイク、女王ビヨンセとメディアのゲーム、リアルなクソ野郎カニエとビーフ経済学、ニッキー・ミナージュと特典商法、拡散主義のSoundCloudラッパーたちのヒーロー性、そして影の王者チャイルディッシュ・ガンビーノ。既存メディアに代わって勢力を増すInstagram音楽戦略チームや「アルバムの尺」トレンド、ストリーミング時代の音楽ファンの姿勢といった業界小ネタも紹介しています。

CINRA.NET:「#MeToo 」1年。米ドラマや映画の中の「女性たち」の描写に変化は?

 #MeToo ムーブメントから1年、アメリカのドラマ界と映画界の表現がどのように変わったのか探りました。ドラマ界では『次女の物語』『ウエストワールド』等、「怒れる女性」ムーブメントが起き、女性表現が拡張。エミー賞にもそれが現れました。映画界においては長年問題視されていた性暴力表現への注目が高まっているようです。「男優は英雄、女優は犠牲者」が有利とされるアカデミー賞にも家母長制の波が来るかもしれない、等。

Real Sound:グラミー最優秀新人賞は誰の手に? カーディ・Bらが除外されたルールの“問題点”とは

 グラミー賞最優秀新人賞部門にてカーディB、ポスト・マローン、XXXテンタシオンが「ノミネート除外」になった理由について考察しています。同じく除外が噂されるカミラ・カベロも含め、2017年から施行された新ルールが原因? またそれらは現行音楽シーンに合っているのか、「最も定量化が難しい部門」と言われる一因etcを探りました。基本的にグラミーは予想が難しいですが、ウィナー&ノミニー予想も。

EYESCREAM:ラッパーはロックスター?トラヴィス・スコットを軸にサウスシーンを探る

『アストロワールド』が大ヒットしたトラヴィス・スコットを軸に、サウスRAPアーティストのカルチャー動向を探りました。USチャートを征服した人気ぶりは勿論、ラッパーなのに「ラッパー」を拒否する? ラッパーこそ新たなる「ロックスター」? それらの背景には昨今の音楽シーン事情? トラヴィスの他に、ミーゴスやリル・ヨッティ、ポスト・マローン、レイ・シュリマー、リル・ウージー・ヴァートにも触れています。

文春オンライン:なぜビヨンセ共和党支持者に嫌われる? 分断国家・アメリカの真の人気者とは

アメリカでの人気セレブの党派別好感度を紹介しました。ビヨンセは最も二大政党支持者間で好感度の差が大きい“分断”セレブ、民主党支持で話題を呼んだテイラー・スウィフトは好感度に党派性が薄いスターとなります。“分断”国家における国民的人気者はどういう人々なのか、また民主党共和党それぞれのサポーターはどのような音楽を聴いているかetc

ELLE Japan:4年振りの来日! マライア・キャリーについて知っておきたい13のこと

マライア・キャリーの基本的なキャリアと豆知識を紹介しました。音楽産業のシンデレラ・ストーリー、ジェニファー・ロペスに対する「I don't her」の真相、またマイケル・ジャクソンを日本に導いたエピソード、バッシングを呼んだニューイヤー・コンサート口パク事件からの復活パフォーマンス等。

RealSound:ディズニースター版『glee』? 『ステータス・アップデート』はSNS時代のスクールカースト物語

  映画『ステータス・アップデート』を紹介しました。『glee』監督経験を持つアダム・シャンクマン作品ということで、同作との共通点、そして『glee』以降のソーシャルメディアありきの学園ドラマとういう面。劇中歌われるブルーノ・マーズの歌詞考察、「SNSの表面的な輝きについて」、またディズニースターであるロス・リンチ等。

RealSound:『アリー/ スター誕生』米大絶賛の理由 2018年的刷新とレディー・ガガに重なる物語がポイント?

  『アリー/スター誕生』がアカデミー賞有力とされるほどアメリカメディアで大絶賛されている状況を追いました。「70年代版とほぼ同じ」「アカデミー高齢会員に人気」と聞くと保守的に思えるが、その一方でブラッドリー・クーパー監督による男性描写が評価されていること等。レディー・ガガの人生と重なる役柄や音楽についても触れています。

ELLE Japan:祝来日! サム・スミスについて知っておきたい10のこと

  サム・スミスのトリヴィアを紹介しました。ロンドンの著名女性銀行家一族で、12歳時点でマネージャーを6人抱えていた音楽エリート。その人生を変えたのがレディー・ガガであることや、2nd『Thrill of It All』がリアルタイム進行の失恋日記だった製作背景を紹介。日本ネタでは、三代目J Soul Brothers今市隆二との親交、好きな日本食、日本の人々への感想を掲載しています。

Real Sound:『クレイジー・リッチ!』が米映画史に起こした革新 “アジア”を巡る2人の女性の物語を読み解く

 映画『クレイジー・リッチ!』を紹介させていただきました。「男女のラブロマンス」であると同時にアジア系主演でないと成立しない「2人の女性の物語」であること、アメリカで話題となった麻雀シーンの意味を解説しています。

ELLE Japan:今観ても面白い! 21世紀に革命を起こしたご長寿ドラマ10

 ELLE Japan様にて、王道ドラマの紹介記事を書きました。今では王道となった大ヒット作品は、なにがTVドラマ史的に革命的だったのか。英語圏批評を参考に紹介しています。

 紹介作品:『SEX AND THE CITY』『デスパレートな妻たち』『ブレイキング・バッド』『24-TWENTY FOUR-』『ゴシップガール』『glee』『グレイズ・アナトミー』『Empire/成功の代償』『CSI:科学捜査班』『ゲーム・オブ・スローンズ

CINRA.NET:テン年代の「ファンダム」の熱狂。SNSがファンとスターの景色を変えた

  CINRA様にて、SNSによってファンダムとセレブリティの立場はどう変わっていったか2010年代を振り返りました。セレブが得たSNSパワーは「赤ちゃん」が表す? BTSやロード等「共感できるスター像」ブームとは? SNSマネージャーなど「セレブリティのSNSビジネス」紹介。テイラー・スウィフトの転落に見る「ファンダムの信頼性」。そして現在『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』等で物議をかもす「トキシック・ファンダム」、その対応策とはなにか……等

ガジェット通信:『GLOW』勇気をくれる人種差別プロレス(辰巳JUNKエリア) 

 本ブログからNetflixドラマ『GLOW』記事を掲載していただきました。

ELLE:再ブーム到来! 近代エクソシストについて知っておきたい10のこと

 ELLE Japan様にて近代エクソシストのキャッチーな情報を書かせていただきました。21世紀の欧米で需要増加が報告される悪魔祓い。バチカンエクソシスト養成講座を開いているが、では近代のエクソシストとはどのようなものなのか? 近代エクソシストが精神医療と協力関係にあることなど、基本的な説明を載せています。セレブネタとして、メリル・ストリープスピルバーグエクソシストを紹介したエピソードや、リアーナやケシャの悪魔祓い体験談を紹介。参考文献としては島村菜津『エクソシスト急募』が大変参考になりました。日本語ネット記事ではBBCニュースがタラボレッリ神父インタビューを和訳しております。

ガジェット通信:政治ソングでアメリカ1位は難しい?ガンビーノの銃乱射とガガの同性婚(辰巳JUNKエリア)

 ガジェット通信様に当ブログ記事を寄稿させていただきました。2018年5月25日の投稿ですが、主旨を変えぬまま詳細やデータをアップデートしております。2010年代アメリカのヒットチャートにおいて「政治的とされる曲」の1位獲得は希少かつ難しい、その中でNo.1ヒットに輝いたチャイルディッシュ・ガンビーノとレディー・ガガはそれぞれ「そのときに注目度が高かった問題」を扱っていた、みたいな考察です。

Real Sound:アン・ハサウェイ、米批評家から大絶賛! 『オーシャンズ8』が参照したポップカルチャーを解説

 RealSound様にて『オーシャンズ8』コラムを執筆しました。アン・ハサウェイが絶賛された理由は、かつて「アメリカ一嫌われていた女優」だったハサウェイが当時のパブリック・イメージを演じてるような面があること。また、キャラ設定や衣装にポップカルチャーおよび演者自身のリファレンスがあるなどのセレブ豆知識も。

FUZE:マリファナ・セックス・暴力ーー3つのタブーのアイコンとして常に批判され続けてきたリアーナは何故21世紀を代表するポップスターになったのか?

 FUZE様にて、リアーナのポップカルチャーにおける重要性を考察する記事を書きました。大麻・セックス・暴力としてのアイコンの彼女を軸にし、彼女が行ってきた「賛否両論のステレオタイプ破壊表現」を紹介。

CINRA.NET:若者の憂鬱と「死にたい」を表現するドラマや音楽。米社会の闇を探る

  CINRA様にて「2017年USポップカルチャーの“若者の自殺”ブーム」を考察しました。ドラマ『13の理由』、エモRAPをフィーチャーしています。10年代中盤に急増する若者の自殺率、そこに関連するスマートフォンSNS、マイノリティである黒人層のメンタルヘルス問題etc

補足:YAブームが「ディストピア」から「若者の自殺/憂鬱」に移った件。その代わり、10年代後半には『ウエストワールド』等、成人向け(寄り)ドラマで「ディストピア」が流行しています。エミー賞受賞ドラマ『侍女の物語』はトランプ候補&政権時代的と言えそうですね。

CINRA.NET:“This Is America”に揺れる現代と、リオン・ブリッジズの物語 

  CINRA様にてソウル歌手リオン・ブリッジズのPRコラムを執筆させていただきました。2018年、“躍進と波乱”状態のUSブラック・カルチャー。その中で新作『Good Things』を出した“正統派ながらマイノリティな黒人アーティスト”の物語を紹介しています。「サム・クックの再来」と評された彼が何故「白人向けの音楽」と一部から反感を買ったのか? そこにはチャイルディッシュ・ガンビーノ『This Is America』によって更に活発になった「カルチャー上の黒人像」問題が……。主な参考資料:リッジズ自身が風評について語ったインタビュー Essence GQ , Esquire, PigeonsandPlanes

CINRA.NET:ビヨンセがコーチェラで魅せた「Beychella」の歴史的意義。紋章を解読 

  CINRA様にてビヨンセのコーチェラ・パフォーマンスのエンブレム、歴史的意義の考察コラムを掲載していただきました。

 記事の補足など。まず大まかな参考資料。Beychellaの考察に関しては、ABCが簡潔にまとめています。古代エジプトに黒人による統治があった検証についてはNATIONAL GEOGRAPHICが「ブラック・ファラオ」と題して特集。また「ブラックパンサー党のカルチャーへの影響」はCNNに詳細な日本語記事があります。

 そして、記事には載せられなかった個人的な意見。舞台で大きくフォーカスされたHBCUの女性卒業生たちによる評論をELLEが掲載しています。その中の映画監督Safiya Songhai’氏のコメント。

she is giving birth to a new era of Pan-African identity using the bait of bubble-gum pop to reach droves of people.

彼女はバブルガム・ポップを用いて大衆に届けたことでパン・アフリカの新たなアイデンティティ時代をもたらしました

 ここでの個人的ポイントは「バブルガム・ポップ」。Beychellaは何故凄かったのか、そして何故あそこまでのブラックネス表現が世界的にヒットしたのか? ビヨンセは、バブルガム・ポップと表現できる大ヒット曲群を持つポップスターでもあります。そして、既に知れ渡っているそれらヒット曲を「見たこともないかたちで」表現してみせるスーパースター。あの舞台が物凄かった大きな理由には「ブラックネス表現」があります。しかし、あそこまでのマス的成功を納められた一因には、彼女が「垣根など関係なく人々を魅了するバブルガムなポップスターでもある事実」があるのではないかと。記事終わりにある「おそらくは彼女にしかできないステージだった」はそのような意味も含んでおります。

FUZE:現代社会批評としての『ネオヨキオ』——「トランプ政権以降の世界」に対するヴェンパイア・ウイークエンド=エズラ・クーニグからの奇妙な問いかけ

 FUZE様の海外ドラマ特集にてNetflixアニメ『ネオヨキオ』考察を掲載していただきました。

 クリエイターであるVampireWeekendのエズラ・クーニグの思想や作風をたどりつつ、謎のアニメを探求しています。作品とリンクした海外セレブの事例も掲載。おバカなファッションはリアーナが実演済?テイラー・スウィフトが悪役として出てくる?キム・カーダシアンの「クローン・ビジネス」とは?カニエ・ウェストとの共通点?

 大きな特色である日本アニメのトリビュートにも触れています。『らんま1/2』オマージュが話題を呼びましたが、実は大きなインスピレーションは『カードキャプターさくら』等を手掛けたCLAMPによる『東京BABYLON』。

 また、こちらの記事はアイドル兼ライターの西田藍さんのブログでご紹介いただきました。ありがとうございます。

FUZE:もう誰も見過ごせない! FUZEが選ぶ「進化し続ける2010年代の必須ドラマ:ベスト20」20-11位

 同じくFUZE様の特集にて『2010年代の必須ドラマBEST20』にも参加させていただきました。

 担当した作品は『13の理由』『ハノーバー高校落書き事件簿(現『アメリカを荒らす者たち』)』2作、どちらもNetflix製作の学園×情報ドラマです。

 『ハノーバー高校落書き事件簿』については「真相」考察を当ブログに掲載しました。こちらでは全てネタバレしてますので、未見の方はFUZEが選ぶ「進化し続ける2010年代の必須ドラマ:ベスト20」の紹介文がおすすめです。

 

過去のメディア執筆記事