ファッションシーンの日本アニメブーム エヴァンゲリオン、ドラゴンボール、セーラームーン、FF、エロetc

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 2015年ごろからパリコレ等でよく見かける、海外ファッション・ブランドの日本アニメ・デザインをまとめました。紹介するアニメ作品とブランドは目次参照。 

【 目次】
  1. エヴァンゲリオンセーラームーンファイナルファンタジー / Louis Vuitton
  2. ドラゴンボール&グレンダイザー/Julien David
  3. 機動戦士ガンダム/Lowe
  4. キャンディ・キャンディ/pushBUTTON
  5. エロアニメ/DSQUARED2
  6. 余談
  7. 参考資料 

1.エヴァンゲリオンセーラームーンファイナルファンタジー / Louis Vuitton

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(画像引用元: 【ルック】「ルイ・ヴィトン」2016-17年秋冬パリ・コレクション | 2016-17 FW PARIS COLLECTION| WWD JAPAN.COM / あみあみ [キャラクター&ホビー通販] | ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q アヤナミレイ(仮称)【プラグスーツVer.】 1/10 完成品フィギュア )

  モノグラムでお馴染みのルイ・ヴィトンFW16-17コレクション。2012年公開『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の黒プラグスーツっぽいボディスーツ。

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( 引用元:Louis Vuitton Spring 2016’s Anime Inspiration - Vogue )

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ビヨンセが『スター誕生』主演を切望した3つの推定理由:共通する音楽キャリア、思想、恋愛

 2016年3月、1976年版『スター誕生』リメイク映画からビヨンセが降板した噂が報じられた。2011年時点の監督はクリント・イーストウッド、それが頓挫したのちの2015年にブラッドリー・クーパー監督説が浮上したプロジェクトである。4、5年に及ぶ交渉期間を見るに、ビヨンセは『スター誕生』主演に対し意欲的であったことが伺える。1976年版『スター誕生』を観ると、ビヨンセの人生と重なる設定が確認できる。もしそれらを強調する演出をとれば、映画はビヨンセの半自伝的作品としての風体を帯びることになるような3つの共通項である。その3要素を紹介する。

【目次】
  1. 音楽キャリア:3人グループからソロ歌手へ
  2. 思想:ウーマンリヴとフェミニズム
  3. 恋愛:危険な男との恋
  4. まとめ
  5. 余談

1.音楽キャリア:3人グループからソロ歌手へ

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(グループ時代も勿論メインボーカルなバーブラ様とビヨンセ様)

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キングスマン★★ブラック・ジョークに見えるピュアネス

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 マシュー・ヴォーンはピュアネスな作家だ。私にとって『キングスマン』はブラック・ジョーク作品ではなく「好きなことを無邪気に楽しむピュアネスな映画」である。ヴォーンは差別主義者殺害も楽しんでいる。

【目次】

  1. 観客の攻撃性を刺激する構造
  2. マシュー・ヴォーンのピュアネスという才能
  3. ブラック・ジョークに見えるピュアネス

1.観客の攻撃性を刺激する構造

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執筆*セレブリティ・ウォッチャーが選ぶ、2015年最も世間を騒がせたファッションセレブリティ10人 – THE FASHION POST [ザ・ファッションポスト]

fashionpost.jp

THE FASHION POST様の記事『セレブリティ・ウォッチャーが選ぶ、2015年最も世間を騒がせたファッションセレブリティ10人』に携わせていただきました。

記事中ではノース・ウェスト、ケンダル・ジェンナー、ジャスティン・ビーバーテイラー・スウィフト、ザ・ウィーケンド、オーリー・アレキサンダー、リアーナビヨンセナオミ・キャンベル、マドンナの計10人に触れています。

 

是非お読み下さいませ!

 

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↓ 以下は出典(参考資料)となります ↓

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ウォーリアー★★★テアゲネスと白鯨とベートーヴェン

 映画『ウォーリアー』の父と兄弟はそれぞれメタファーを背負っている。弟は英雄テアゲネス、父は『白鯨』、そして兄はベートーヴェン。この3つのメタファーから三者を考察する。

【目次】

  1. 弟テアゲネスが本当に欲しかったもの
  2. 白鯨と闘う父
  3. ベートーヴェンに祝福される兄

1.弟テアゲネスが本当に欲しかったもの

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『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』イラク戦争のメディア戦略

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 『ハンガー・ゲーム』はメディアの物語だ。メディアに纏わり付かれた主人公カットニス・エヴァディーンは「ヒーロー」ではなく「広告塔」、そして「戦争の被害者」である。イラク戦争を発端に開始された本シリーズは巧みに「戦争下のメディア戦略」を描き、「戦争」を糾弾している。 

1.ヒーローではなく広告塔のカットニス

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『偽装の夫婦』立派な結論、しかし功罪の功しか描かぬ構成不備

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 『偽装の夫婦』の結論は多様性肯定だ。性的関係が無くとも、互いが「家族になりたい」と思ったなら家族になって良い。この提唱は異性愛恋愛至上主義とは対極にあるだろう。しかしながら、この提唱は成立しきれていない。提唱自体を発する地盤となる作品自体のバランスが欠陥を来たしてしまっている。主人公2人は「選択」をしたわけだが、そこに付き纏う「功罪」の「功」部分しか描いていない。

【目次】
  1. 『偽装の夫婦』の結論:「そばにいたい」気持ちを肯定する家族観
  2. 『偽装の夫婦』2つのテーマ アイデンティティ恋愛模様
  3. 選択による功罪の功しか描かぬ最終回

1.『偽装の夫婦』の結論:「そばにいたい」気持ちを肯定する家族観

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